Aの場合は端末1台での単独使用なのでFileMaker Proを1ライセンス購入することでご利用できます。FileMaker
Proではデータベースの開発、単独でのデータ入力、検索、帳票の印刷などが可能です。 |
■Bを選択された場合
Bの場合はホスト、クライアントの端末台数分のFileMaker Proのライセンスを購入いただくことでご利用になれます。もしホストとして1台、クライアントが3台の場合は4ライセンス購入することになります。 |

ホスト端末では常に共有したいファイルを最初に起動しておく必要があります。
ホストでファイルを起動しておき、クライアントはFileMaker Proを起動してから
「共有ファイルを開く」からファイルを起動します。
クライアントからWindowsの共有フォルダなどからホストの端末にアクセス
して、ファイルをWクリックして起動して利用した場合にはデータを損傷する
場合がありますので、必ずFileMakerProを起動して「共有ファイルを開く」から
起動したいファイルを選択して開いて下さい。
■Cを選択された場合
Cの場合はホストにFileMaker Serverソフトを、あとはクライアントの端末台数分のFileMaker
Proのライセンスを購入いただくことでご利用になれます。ホストの端末ではFileMaker Serverソフトをインストールして、共有したいファイルを指定のフォルダへ配置しておくだけで、端末を起動すると自動的に共有できる状態になります。(Windowsの場合は「サービス」という機能を利用します) Server関連のソフトはFileMaker
Proで作成したファイルを共有するためのソフトです。Server関連ソフトでの開発作業などは出来ません。 |

FileMaker ServerでもカスタムWebでのWeb公開が可能です。
またホストで定時での自動バックアップなどの設定も可能です。
■Dを選択された場合
Dの場合はホストにFileMaker Server Advancedソフトを、あとはクライアントの端末台数分のFileMaker
Proのライセンスを購入いただくことでご利用になれます。ホストの端末ではFileMaker Server Advancedソフトをインストールして、共有したいファイルを指定のフォルダへ配置しておくだけで、端末を起動すると自動的に共有できる状態になります。 |

インスタントWebでのWeb公開が可能です。
■番外編 (FileMaker Pro Advanced)
FileMaker製品の中にはFileMaker Pro Advancedという製品があります。この製品は基本的にはFileMaker
Proと同じ扱いとなります。但し開発者向けにデバッガ、デザインレポート作成などの各種開発に便利な機能を搭載していますので、開発作業の頻度が多く、これらの機能を利用したい場合はFileMaker
Proの代わりにFileMaker Pro Advancedを1つ持っておくと良いでしょう。またこのソフトではランタイム版を作成可能です。ランタイム版を作成するとFileMaker
Proをインストールしていない端末でも起動することが可能になりますが、ランタイム版での複数端末での共有機能はありません。 |