<ファイルメーカー入力/修正時の注意点>

ファイルメーカーProは他のデータベースソフトとは若干仕様が違うためにはじめての方は注意が必要です。

■保存操作は必要ありません。
ファイルメーカーProは基本的に入力したデータはシステムのアイドリング時に自動保存されていくので、保存ボタンなどでの保存操作は必要ありません。

■削除時の注意
また削除時は下図のようなメッセージが一度出て、削除を選択した後はデータの回復はできません。

 

また上のメニューの「レコード削除」のすぐ下に「全レコード削除」ボタンがあるため、メニューから削除を行うと間違って全レコードを削除する可能性があります。削除ボタンを配置して、上のメニューから操作しないようにしましょう。

 

■入力後は確定を
ファイルメーカーProは入力したデータは自動保存されていきますが、新規入力を行ってフィールドにカーソルが入った状態では保存されません。入力後にその画面を表示した状態のままにする時は必ず余白部分をクリックして確定操作を行うように習慣付けましょう。複数台の端末で共有している場合は特に確定操作を行って、他端末でそのデータが共有できる状態にする必要があります。


■動作が重い?
ファイルメーカーProのバージョンが7になってから、検索や計算式の処理などデータベース部分の処理に関しては速くなっているようですが、画面描画などが重くなってしまいました。端末のメモリなどのパフォーマンスも必要ですが、グラフィックカードなどのモニタの画面の表示に関する性能も必要になってきます。

上の図はコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」の画面ですが、アプリケーションサイズがバージョン7より飛躍的に増大しています。快適に使用するには当然使用する端末の性能も要求されますので、バージョン6以前からバージョンアップを検討されている方は端末の選定にも注意が必要です。

またファイルメーカーProは起動時に登録されているフォントを読み込むため、インストールされているフォントが多いと起動が遅くなります。使用しないフォントは削除もしくはフォントフォルダから別の場所へ移動しておくと良いでしょう。


 

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